ビデオデモンストレーション: デュアルレポーター搭載システムによる免疫反応のモニタリング

オンラインビデオジャーナル『JoVE』による新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関連する免疫反応のモニタリング方法の紹介

Rush University Jove Video

COVID-19パンデミックの初期に、シカゴのラッシュ大学メディカルセンターの研究者は、SARS-CoV-2ウイルスの4つの異なる抗原を標的とする抗体を検査するためのマルチプレックス血清学的アッセイを開発し、検証しました。このアッセイはxMAP® テクノロジーが基盤になっており、ウイルスのスパイク、ヌクレオカプシド、メンブレンタンパク質、エンベロープタンパク質を標的とする抗体に基づいて、ウイルスへの暴露を追跡することができます。

さらにこのたび、同じ研究チームが、COVID-19ワクチンやSARS-CoV-2感染に対する免疫反応のモニタリングに関心のある人にとって役立つビデオチュートリアルを作成しました。 この研究チームは、IgA、IgM、IgGの動的抗体価変化を測定する方法を示しています。xMAP INTELLIFLEX™ システムのようなデュアルレポーター機能を備えたマルチプレックスプラットフォームにより、3つの免疫グロブリンのうち2つを同時に確認することができます。

オンラインビデオジャーナル『JoVE』誌に掲載されたこのステップバイステップのプロトコルは、筆頭著者のCristina Fhied氏、Imad Tarhoni氏、および上級著者のJeffrey Borgia氏によって作成されました。「このアプローチによって、同じアナライトで複数のエピトープの評価が可能になります。」とBorgia氏はビデオの中で説明しています。

ビデオデモンストレーションでは、Tarhoni氏がワークフローの各ステップを実行して説明しています。 彼は、30分、60分、120分のインキュベーション時間をテストして結果を比較し、望ましい結果を得るためにどれが最適なのか判断する方法を示しています。

「この方法は、免疫不全患者におけるワクチンに対する反応をモニタリングする上で重要な意味を持ちます。また、これらの患者が本当にワクチン接種によって感染を防げているかを判断できるようになります。」とBorgia氏は結論づけています。


xMAP INTELLIFLEX™ システムのデュアルリポーター機能の詳細については、ウェブサイトの製品ページをご覧ください。

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xMAP INTELLIFLEX™ システムは研究用機器です。体外診断用には使用できません。