高感度フローサイトメトリーによる微小粒子解析

適切なフローサイトメーターを使用してウイルス、ナノ粒子、微小細菌を検出

High-Sensitivity Flow Cytometry Enables Small Particle Analysis

フローサイトメトリーは、ソーティングや細胞計数のための重要かつ強力なツールで、細胞に関する情報を提供します。しかし、適切な感度のフローサイトメーターを用いると微小粒子の解析にも役立つことをご存知でしたか?

ウイルスおよび細菌研究における新しいアプローチ

高感度フローサイトメトリーは、ウイルス、ナノ粒子、微小細菌、さらには細胞外小胞の研究を可能にします。そのため、ウイルスやウイルス粒子を検出し、その特性を明らかにする方法として
flow virometry」が新たに登場し、ウイルス抗原の特性やポピュレーションの違いに関する分析を提供します。「flow virometry」により、以前は測定が難しかった、あるいは従来の機器では検出できなかった広範囲のウイルスやウイルス量、そしてその集団を研究することができます。

同様に、フローサイトメトリーを細菌研究に組み込むことで、病原性に関連する形質 をより高いスループットで解析できるようになり、標準的なコロニーカウントよりも定量的な結果が得られています。治療用途のナノ粒子の新しい分野では、フローサイトメトリーを用いて粒子の特性を明らかにし、ヒトで使用するために生体適合性を確認しています。

しかし、こうした微小粒子解析は、極めて高い感度を持つフローサイトメーターでなければできません。たとえば、ウイルスは通常1ミクロンよりも小さいため、従来のフローサイトメトリーのプラットフォームではウイルスを検出することができませんでした。

しかし、Amnis™ CellStream™フローサイトメーターは、20〜30 nmのサイズの微小粒子分析を可能にする高感度設計のハイスループットシステムで、測定物をバックグラウンドノイズから優れた方法で分離します。このシステムを用いると、ウイルス、ナノ粒子、微小細菌を正確に解析できます。また、大きい細胞を含む集団にも使用できるため、微小粒子とそれらの細胞との相互作用研究にも役立ちます。さらに、最大20種の蛍光検出により、より多くの表現型解析のオプションを可能にします。

詳細については、アプリケーションノート(日本語)「Amnis CellStream フローサイトメーターによる微小細菌の検出と生存率の高感度測定」と学術ポスター(英語)「Amnisフローサイトメーターによるウイルス粒子の分析」をご覧ください。

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Amnis™ CellStream™フローサイトメーターは、研究用機器です。体外診断用機器としての使用はできません。研究用試薬と併せてお使いください。

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